新生日本代表、強いわね~
それにしても、サッカー選手って本当にたくさん走るね。 体もたくさんぶつかるし・・・。 激しいスポーツだなって改めて驚いちゃうよ
そうよね。だからサッカー選手にとって食事ってすごく大切なの
そっか。そうだよね。 サッカー日本代表の選手はどんな食事のメニューを食べているんだろう
そうね。一緒にいろいろ調べてみましょう!栄養バランスのいい献立のレシピも2つ教えるわ
サッカー日本代表の食事はどんなもの?
海外遠征も多いサッカー日本代表。
ハードな練習に激しい試合。
そんな選手を支えているのは食事よ。
2004年からサッカー日本代表専属シェフは、ビュッフェ形式で食事を用意しているみたいね。
メニューは・・・
・肉じゃが、シュウマイ、サバの塩焼きなどの肉と魚料理を2品づつ。
・温野菜を3品。
・その他、サラダバー、納豆、ふりかけなど・・・。
スタミナをつけなくちゃいけないから、お肉をたくさん食べていたり、
プロなんだから特別なものを食べているイメージがあったけど、
食事の中心は家庭料理。
普段みんながよく食べているものが中心なのね。
味噌汁やスープなどには鉄分の多い具材を入れるなどの工夫もたくさんあるみたい。
たまにはお好み焼きやラーメンが出ることもあって、そんな時には選手から歓声が上がるんですって。
ちなみに、試合前日の夕食の定番は「うな丼」なんだって。
そして、前日の昼食は「ハンバーグ」。
これが日本代表の勝ち飯なんですって~!!
3食の食事のほか、試合や練習後にはパスタやおにぎりなどを食べているみたいね。
参考:https://www.asahi.com/articles/ASL5S533LL5SUTIL03J.html
サッカーは瞬発系であり、持久系のスポーツでもある
サッカーなどの球技の多くは瞬発力だけではなく持久力も必要なスポーツなの。
だから、バランスの良い食事が大切になるのよ。
筋肉に強い負荷がかかる瞬発系動きは、筋繊維が損傷されるわ。
損傷した筋繊維は休息することでトレーニング前よりも強くなるんだけど、
回復するには筋肉の材料となるタンパク質がたくさん必要なの。
エネルギー消費がとても多い持久系の運動は体内のエネルギー源となる「グリコーゲン」
が不足しやすいの。
長時間運動を続けていくには、グリコーゲンの回復が大切。
それには、糖質と、糖質の代謝をサポートしてくれるビタミンB1を多めに摂取する必要があるわ。
また、持久系の運動は貧血を起こしやすいの。
鉄分やその吸収をサポートしてくれるビタミンCも大切よ。
サッカーは瞬発系であり持久系でもあるスポーツ。
だから、タンパク質や糖質などをバランスよく摂取することが必要なの。
それから、相手とぶつかることが多いから、カルシウムも意識して摂取したいわね。
サッカー選手に必要な栄養素をまとめてみると・・・。
・タンパク質
・ビタミンB1
・糖質
・鉄分
・ビタミンC
・カルシウム
ということになるわ。
本当にたくさんの栄養素をバランスよく摂取する必要がありそうね。
サッカー選手に必要な栄養素はどんな食材?
サッカー選手に必要とされる栄養素を紹介したけれど、
実は、これさえ食べていればいい!というわけじゃないの。
もちろん、どのスポーツにも共通するんだけど。
体って、何か一つの栄養素で出来上がっているものではないの。
それぞれの栄養素が体の中で組み合わさって、体の組織を作ったり、
体をうごかすエネルギーにしたり、回復させたりしているの。
だから、バランスよく栄養素を摂取するっていうことがとにかく大切ってこと。
増量したい、減量したいとなるとまた変わってくるところもあるけれど、
スポーツ選手だからと考えると難しくなりがちだけど、
主食・主菜・副菜・乳製品・果物とメニューをそろえると、
自然とバランスの良い食事になりやすいのよ。
・タンパク質
肉類、魚類、大豆製品、卵、乳製品など
・ビタミンB1
豚肉。レバー、うなぎ、たまご、納豆など
・糖質
米、パン、パスタ、いも類など
・鉄分
レバー、ほうれん草、小松菜など
・ビタミンC
緑黄色野菜、果物類など
・カルシウム
乳製品、大豆製品、海藻、小魚など
サッカー日本代表の食事メニューの分析!!
サッカー日本代表の食事メニューを分析してみると・・・。
家庭料理が中心だったわよね。
主菜は、肉じゃがだったり焼き魚だったりで、しっかりタンパク質を補給。
ウナギやハンバーグはビタミンB1もたっぷりよね。
温野菜では食物繊維やビタミンCやカルシウム、鉄分などを摂取できるし、
その他、ひじきやふりかけなどでもカルシウム、鉄分などを補給できるように工夫されていることがわかるわ。
お味噌汁の具材にも栄養を考えた食材が入っているみたいだし。
ビュッフェ形式にすると、いろいろなメニューを食べられるというメリットがあるけれど、
その分たくさんの食材を取り入れられるわよね。
沢山の食材を取り入れることは、
栄養のバランスもとりやすくなるの。
栄養バランスをよくしたいと思うとそれだけたくさんの栄養素を摂ることにつながるわ。
サッカー日本代表の食事の秘密
サッカー日本代表の方々も、出されたものはなんでも食べるというわけではなかったみたい。
食事を用意して冷たくなってしまうと固くなったり、おいしさが半減してしまいますよね。
いくらサッカー選手でも、美味しいと思えない食事はなかなか喉を通らないのかもしれないわね。
そこで、シェフが考えたのが、温かい食事を提供することだったそうよ。
目の前で料理をする「ライブクッキング」を取り入れて、
オムレツやステーキ、お好み焼き、パスタなどを選手の目の前で作って提供したそうよ。
選手たちはそれは盛り上がったらしいわ。
目の前で作られた熱々のメニュー。
これは食欲もアップするわよね~。
また、海外へ行くことが多いサッカー日本代表。
日本ではない国で、日本の家庭料理を安心安全な食材で提供するのはとても大変なこと。
それでも、シェフはほぼ毎日違うメニューを用意したんですって。
食事が充実することでコンデイションをよくすることができ、
それが精神的にも良い影響を与えます。
そして、チーム全体にも良い影響をもたらしてくれるの。
サッカー選手、スポーツ選手にとって、食事はとても大切なのね。
栄養バランスの良い献立おすすめレシピ
栄養バランスの良い食事には、1汁5菜がいいって言われているわ。
いろいろな種類の食材を取り入れることでたくさんの栄養を摂りやすいの。
でも、毎日1汁5菜というのもなかなか大変。
そんな時にもおすすめの具だくさんレシピを紹介するわね。
根菜たっぷり!ボロネーゼ風ごはん
材料
・豚ひき肉 140g
・玉ねぎ 50g
・ごぼう 40グラム
・レンコン 40グラム
・しいたけ 2枚
・ほうれん草 2分の1束
・ニンニク 10グラム
・トマト缶 200g
・水 1カップ
・味噌 小さじ2
・ケチャップ 大さじ1
・中濃ソース 大さじ1
・塩 少々
・バジル粉 少々
作り方
- 鍋にオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れ、弱火でじっくり香りを出す。
- みじん切りにした玉ねぎを加えてしんなりするまで中火で炒める。
- 豚ひき肉と塩少々を加えて火が通るまで炒める。
- 小さめの乱切りにしたゴボウ、レンコン、荒くみじん切りにしたしいたけ、ほうれん草を加えて炒める。
- 水、トマト缶、バジル粉を加え、煮立ったらその他の調味料も加え、弱めの中火で15分ほど煮込む。
- 炊いたご飯に盛り付け、お好みでパセリを散らして出来上がり。
たくさんの野菜と豚肉がたっぷりとれるレシピです。
これにたまごスープ、果物などを献立にプラスすると栄養バランスもよくなるわ。
鶏肉ときのこと焼き麩の卵とじ
材料
- 麩 20g
- 鶏もも肉 160g
- 玉ねぎ 2分の1個
- しめじ 20g
- 小揚げ 2分の1枚
- 卵 2個
- 醬油 大さじ2強
- 酒 小さじ2
- みりん 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 水 120mℓ
作り方
- 麩を水で戻し、しっかり水を切っておく。
- 調味料を合わせ、フライパンに入れて沸騰したら鶏肉を加える。
- 薄切りの玉ねぎ、小房に分けたしめじ、食べやすく刻んだ小揚げ、麩を入れて玉ねぎに火が通るまで煮る。
- 卵を溶きほぐし加え、蓋をして1分ほど煮る。
- 温かいごはんに盛り付け、お好みで三つ葉を散らして出来上がり。
焼き麩はタンパク質たっぷり。
鶏肉や卵、小揚げもしっかりタンパク質を補給できるわよ。
野菜たっぷりお味噌汁にフルーツを合わせた献立がおすすめ。
ポテト:サッカー日本代表のシェフってスゴイね!!
さやか:そうね。選手のことを本当に考えているのが感じられるわね。
ポテト:栄養バランスの良い食事には、たくさんの食材をとるように心がけることなんだね。
さやか:そうね、そう考えると難しくないわよね。
ポテト:それじゃあ、今日の献立は、じゃがいもの煮っ転がしと、ポテトサラダ、ポテトフライに・・・。
さやか:ポテト太郎・・・。そうじゃないわ・・・。
参考文献:https://muster.jp/course/1116/
https://athtrition.com/161214/
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