こんなニュース見たことある?
なになに?高校生の3割が睡眠不足? 睡眠不足の高校生ってそんなにいるの~!?
そうみたいね。まだまだ成長期。睡眠はしっかりとったほうがいいと思うんだけど
睡眠不足の原因って何なんだろう・・・
そこが知りたいわよね。 高校生の睡眠不足について調べてみたわ。 睡眠習慣を簡単にセルフチェックしてみて
高校生の3割が睡眠不足を感じている!!
2014年の調査になるんだけど、
寝る時間が十分だと思うか?という質問に対して、
31.5%の高校生が、十分ではないと回答したようね。
登校日の前日にもかかわらず、深夜0時以降に寝る高校生は、
47%もいたようよ。
また、休日になると、平日も起床時間よりも2時間以上遅れることがあるという高校生は、
84.3%。
かなり多いわよね。
睡眠時間が不足していると、勉強や運動のパフォーマンス、モチベーションが低下してしまうの。
総務省の28年度の調査によると、
高校生の実際の平均睡眠時間は、7時間33分。
高校生に推奨されている睡眠時間の目安って、8時間~10時間って言われているから、
平均でも若干の睡眠不足ってことになるわね。
また、1日の睡眠時間が6時間より短いという高校生は半数を超えているという結果も出ているの。
成人でも6時間以内の睡眠時間は睡眠不足だから、
まだまだ成長している時期の高校生にとっては全く足りていない睡眠時間ね。
高校生の睡眠不足の悪影響は?
学力低下
勉強第一の高校生。
睡眠不足になると、その大切な勉強に悪影響が出てくるの。
学校での授業中眠くなってしまうと、集中力も低下してしまうし、
実際に寝てしまうことも多いのよ。
ぼーっとして集中できず、授業内容が頭に入らなくなると、
授業についていけなくなってしまうことが懸念されるわ。
また、睡眠中って、その日勉強したことを長期記憶として頭に定着させる
記憶整理がされる時間なの。
睡眠時間が短くなると、その分記憶整理にかける時間も短くなり、
勉強したことも定着しにくくなってしまうわ。
部活動のパフォーマンス低下
高校では勉強だけではなく、部活動に力を入れている子も多いわよね。
その場合、運動技術の向上、筋肉の発達などに睡眠が欠かせないの。
睡眠不足だと、脳の覚醒度が低下。
だから、運動のパフォーマンスも低下してしまうのよ。
また、運動をすると疲労するけど、睡眠で疲労を回復できていないから、
どんどん疲労が蓄積されて、体力面でも力を発揮できなくなるわ。
疲労の蓄積は、技術習得にも影響するわよね。
なかなかうまくプレーできないこと、周りから遅れをとることで、
モチベーションが下がることにもつながるわ。
コミュニケーション力の低下
高校はこれまでと違い、いろいろな地域からエイトが集まっているわよね。
もしかしたら、知っている人よりも知らない人の方が多いなんてこともあるわよね。
まったく知らない人同士が人間関係を築くには、コミュニケーション能力が大切よね。
でも、睡眠が不足していると、自分の表情が暗くなりがちだったり、
会話するのが面倒になるなど、コミュニケーション能力が低下してしまうことが考えられるの。
その他、他人の気持ちを読むことができない、会話した内容を覚えていないなどということもあり、
良い人間関係を築きにくくなってしまうわ。
不登校、引きこもりのリスクが高まる
勉強の遅れ、部活のモチベーション低下、コミュニ―ケーション能力の低下。
これらか、学校に行くのが嫌になってしまうきっかけにもなりがち。
睡眠不足だと、朝起きるのが辛く、更に学校に行きたくなくなってしまうの。
学校を休みがちになって、それが不登校や引きこもりにつながってしまうことも考えられるわよね。
高校を卒業すると大学や専門学校、就職など、次のステップに進むことが一般的だけど、
高校時代に不登校や引きこもりになってしまうと、
その後の進路にも影響が出てしまう。
そのまま社会に出るのが難しくなってしまうことも考えられるの。
ただの睡眠不足。
なんて思っていると、自分が予想していた以上に体や心に影響が出ているわ。
高校生になると、一気に大人に近づいたような気持ちになり、
少しくらい睡眠不足になっても大丈夫のような気持ちになるかもしれないけれど、
いろいろなリスクがあることを知っておいてほしいわ。
高校生の睡眠不足の原因、チェックリスト
スマホ依存
高校生になるとほぼ全員がスマホを持っている現代。
スマホは自分で持ち歩くことができるから、どこでも使えるところが良いところでもあり、
睡眠不足の原因になってしまうことも。
最近で言うと、友達同士でLINEをしていて睡眠不足になる子が多いようね。
ただ、睡眠不足につながるからなどと一方的にスマホを禁止されると嫌よね。。
一方的に禁止ではなく、どうしたらいいのか、改善方法を一緒に話し合ってみるのがおすすめ。
睡眠不足がどんな影響を与えるかなどを思い出してみるのもいいと思うわよ。
ブルーライトの刺激
スマホは依存だけではなく、そのブルーライトにも睡眠を妨げる原因があるの。
スマホのブルーライトは目などに強い刺激を与えてしまうのよ。
だから、寝ようとしてもなかなか寝付けないということになり、
結果的に睡眠不足を引き起こしてしまうの。
睡眠前はできるだけスマホを見ないことがおすすめだけど、
それが難しいのが高校生。
最近はブルーライトから目を守ってくれるメガネや、スマホの保護シートなどもあるから、
このようなアイテムをうまく利用してみて。
夜型の生活
家族が起きていると自分も寝なくてもいいのかなと思ったり、
生活音や人の気配などで眠れないなんてこともあるわよね。
遅い時間まで出かけていたりすると、脳が覚醒してしまっているから、なかなか眠れなくなってしまうもの。
家族も早めに就寝してみたり、早めに部屋を暗くして見て脳を休ませてあげることも効果的よ。
カフェインの摂取
ご存知の通り、カフェインは寝つきに影響するわ。
コーヒーや紅茶などのイメージが強いと思うけど、
コーラやチョコレートなんかにもカフェインが意外と多く含まれているの。
高校生になると自分で好きなものを買ってきて飲食することもあると思うけど、
就寝前のカフェインの摂りすぎには注意したいわね。
ストレス
高校生にもストレスはたくさんあるはずよ。
学校は、全員がまとまって同じことをするように指導されているから、
それを窮屈と感じてストレスがかかることもあるわ。
勉強についていくことが難しかったり、部活でうまくいかないことがあったり、
友達関係でトラブルがあったり・・・。
高校生になると恋愛が絡んでくることも増えるわ。
将来について不安になることもあると思う。
そんな心理的なストレスが睡眠不足に影響している場合も考えられるわね。
独りで悩まずに、誰かに相談で相談でいるのがベストだけど・・・。
ストレスを感じていたら、うまく発散できる方法があるといいわよね。
どうだったかしら?高校生の不眠症。原因もいろいろあるし、 影響もたくさんあるわよね
最近は高校生も忙しいからね・・・。 塾に行ったり、アルバイトなんかで帰ってくるのが遅くなる子だってたくさんいるよね
そうね・・・。 ストレスも多いと思うわ。 上手く発散してすっかりと睡眠ができるような環境になればいいけど・・・
周りの環境もとても大切だね。 スマホのブルーライト対策はすぐできるから、まずはそこからスタートするのもいいかもね