話題の「トレイルランニング」って何？初心者におすすめのコースは？

 

 

 

 

 

 

 

 

「トレイルランニング」って何？

 

ランニングをするとき、一般的に走るのは、人間が整備した道だよな。

自然を切り開き、アスファルトなどで整地した道路だ。

俺たちはそんな場所で生活もしている。

 

でも、「トレイルランニング」をするのは、整地された場所ではないんだ。

「トレイルランニング」の「トレイル」っていうのは、

日本語で「不整地」という意味だ。

「トレイルランニング」は、人間に都合で走りやすくした道ではなく、

不整地の自然の道を走るものなんだ。

 

砂利道だったり、岩場、草地、砂場、ぬかるみ、林道など、自然そのままの道に合わせて走るんだ。

道路状況だけではなく、もちろんアップダウンもある。

フラットな道があればラッキーくらいに思っていたほうがいい。

それくらいアップダウンの連続だ。

だから、フラットな地面を走るよりもきつい。

 

アップダウンがある道を走るのだから、上り下りで使う筋肉も違ってくるんだ。

体の多くの部分を使うから、一般的なランニングとはまた違う楽しみがある。

 

気温差だったり天気の変化など、自然環境に左右されるのも、トレイルランニングの特徴でもあるな。

 

整地されていない道や天候など、一般的なランニングとの違いはたくさんあり、

それがトレイルランニングの魅力とも言えるんだ。

 

「トレイルランニング」初心者が練習のためにおすすめのコースは？

 

舗装された道ではなく、不整地の道を走る「トレイルランニング」。

不整地なのでアップダウンもあるから、トレイルランニングを始めるのは、

怪我などのリスクも高くなる。

 

初心者は、まずアップダウンのある不整地を走ることになれ、それから山へと進むのがおすすめだ。

 

トレイルランニング初心者が練習するためにおすすめのコースを紹介するぞ。

 

 

近所の公園や川の土手

トレイルランニングの醍醐味と言えば、自然の中を走ること。

トレイルランニング初心者の練習におすすめなのは、近所の公園や川沿いの土手を走ること。

木々はあるが、アップダウンはほとんどない場合が多い。

でも、トイレがあったり、安全で便利という点から、

まずは、公園や川沿いの土手などから、自然の中を走ることに慣れてみるのがおすすめだぞ。

 

海岸や湖畔、川沿い

海岸や湖畔、川沿いは自然豊かなフィールド。

いつもとは違う景色がどこまでも広がっているぞ。

アップダウンはあまりないが、砂だったり砂利だったり、走りにくい道ではある。

舗装された道ではない場所を走ることになれるためにも、おすすめの場所だ。

 

長距離自然歩道やハイキングコース

全国に、環境省が推進する「長距離自然歩道」とうものがあるんだ。

自然豊かな環境で、場所によって家族向けのコースから健脚コースまでがある。

ハイキングコースも、トレイルランニングの練習にはピッタリだ。

ただ、ハイキングコースはハイカーが優先。

混雑しているシーズンは特にハイカーに注意しよう。

 

登山道

自然の中を走ることになれてきたら、いよいよ登山道に挑戦だ。

登山道はアップダウンがある。

なれていない初心者は、人気のない登山道はおすすめできない。

もし何かトラブルが起こったとき、自分で何とかできればいいのだが、

それができない場合、ホジャの登山者に助けてもらうことになるかもしれない。

まだ自信がない場合は特に、標高差が少なかったり、

短いコースだったり、危険な場所がない山を選んだほいがいいな。

標高が低い山であっても、はしごや鎖が設置されている山や岩山が大きい山などは、初心者には厳しい。

下りの傾斜が強い場合も転倒や足を痛めるリスクが高くなるから、初心者は避けたほうがいい。

まずは下調べをし、慣れるまでは安全第一のコースを選ぶようにしよう。

 

 

準備ができたらいよいよ初心者向けコースへ

おすすめの練習コースになれてきたら、いよいよトレイルランニングのコースに挑戦したいな。

トレイルランニングはこれまでとは違う走る感覚を味わうこともでき、リフレッシュ効果もある。

おすすめの初心者向けトレイルランニングコースをいくつか紹介するぞ。

 

南高尾エリア（東京都・神奈川県）

観光スポットである高尾山。

南側エリアは初心者向けの比較的走りやすいコースだ。

並木に沿った道は気持ちがよく、気持ちもリフレッシュできるぞ。

 

富士山・青木ヶ原樹海エリア（山梨県）

アップダウンが少なく長距離走れるコースだから、初心者にもおすすめ。

苔むした岩、木の根など、普段は見ることのできない幻想的な景色は一度は見ておきたい。

紅葉台からは富士山を眺めることも出来るぞ。

 

比叡山・大文字山ルート（京都）

生い茂る木々だけではなく、古都の美しさを眺めながら走ることができる魅力的なコースだ。

近くに観光できる場所も多くあるぞ。

 

樽前山　（北海道）

雪深い冬は走れないが、雪が解けたらおすすめのコースだ。

樽前山は火山で、火山特有の景観を楽しむことができるぞ。

眼下に広がる支笏湖は、深い青色で幻想的だ。

 

 

いくつかおすすめのコースを紹介したが、どれも観光地の山道だ。

山の空気を吸い、日常とは違う美しい景色を眺めた後には、

周辺の温泉でゆっくり体を癒したり、美味しい料理を味わうのもいい。

それもトレイルランニングのひとつの楽しみ方だと思うぞ。

 

 

トレイルランニングで注意したいことは？

 

 

トレイルランニングをするにあたって、注意したいこともある。

 

安全第一

山道を走るトレイルランニング。

平坦なコースを走るよりも危険は大きい。

だから、安全には十分注意してほしい。

積雪や日没状況を前もってチェックして置いたり、

地図や携帯電話、軽食、飲料水、天気の変化に対応できる服など、

持ち物のチェックも忘れないで行ってほしい。

 

登山者らにも配慮を

山道を利用しているのは自分だけじゃないことをしっかり意識しよう。

むやみに走っって登山者に危険を感じさせてはいけない。

登山者に近づいたら走らずに歩き、挨拶をする。

狭い道では上りが優先となる。時には止まって待つこともあるぞ。

 

自然にも配慮を

当たり前のことだが、自然も大切にしたい。

木を折ったりすることはもってのほか。

ゴミもしっかり持ち帰ろう。

 

コースから八ズレない

安全のためにも所定のコースからは外れないようにしよう。

コースから外れると危険な場所も多く、人気もないからもしもの時に助けてくれる人もいない。

自然を守るという面からも、コースから外れて走らないようにしよう。