暴走次郎暴走次郎

いててててて・・・

ドロシーさやかドロシーさやか

どうしたの?

暴走次郎暴走次郎

ちょっと靴ズレしちゃったんだよ~

ドロシーさやかドロシーさやか

あら、ほんとね!大丈夫?

    ねえ・・・もしかして新品の靴でランニングしたの?

暴走次郎暴走次郎

そうだ。奮発して買った新しい靴だ

ドロシーさやかドロシーさやか

やっぱり・・・。靴ズレにはいろいろ原因があるの。

    もちろん対策も治す方法もあるから、教えてあげるわね

 

ランニングでの靴ズレの原因って何?

張り切って新しい靴を用意してランニングしたら、靴ズレをしちゃった・・・。

そんな経験をした人も多いんじゃないかしら?

靴ズレをする場所はひとつじゃないわよね。

かかとや指など、いろいろな部分が靴ズレしてしまうことがあるけれど、

原因は「摩擦」なの!!

靴を履いている時間が短くても、強い摩擦があると靴ズレを起こしてしまうのよ。

摩擦を起こすのにも原因があるの。

新品で靴が固い

はきなれた靴は、何度も何度も曲げ伸ばしされているから、素材が柔らかくなっているの。

だから、足の動きに合わせて形も変形しやすくなっていて、靴と足がフィットしやすいのよ。

靴と足の間に隙間やずれができにくいから摩擦が生まれにくくなっているの。

でも、新しい靴は素材そのものがまだ固くて足にフィットしにくい状態よ。

だから、隙間ができやすく、摩擦を起こし、靴ズレをしてしまうの。

サイズがあっていない

新しい靴ではなくても靴ズレを起こす場合があるわ。

摩擦を起こす原因は、靴と足の隙間。

サイズが合わず、靴が大きすぎる場合、靴と足の間に隙間があり、摩擦を引き起こしてしまうの。

それじゃあ、靴が小さいほうがいいのかって思う?

それも実は靴ズレを引き起こしてしまうの。

靴が小さいと、靴で足が圧迫される部分が増えるし、擦れて靴ズレを引き起こすの。

靴のサイズが大きくても小さくても、靴ズレの原因になるのよ。

靴と足の形があっていない

靴はサイズがあっていればそれでいいというわけじゃないのよ。

もちろん、靴のサイズも大事だけど、靴と足の形があっていないことも靴ズレの原因となるの

靴よりも足が細かったり、逆に靴よりも足幅が広めだったり・・・。

靴幅に足が圧迫されていると、足が浮いているような状態になり、摩擦を引き起こしやすくなるの。

足と靴の少しのずれも、靴ズレを引き起こす原因になるのよ。

 

靴ズレはしたくない!対策は?

靴ズレはしたくない!

靴ズレをしないように、どのような対策をしたらいいのかを紹介するわね。

足に合った靴を履く

靴ズレを予防するには、まずは靴選びが大切。

サイズや足の形など、自分の足に合ったものを選ぶことね。

靴を買う時には、しっかりフィッティングをすることをおすすめするわ。

絆創膏をはる

靴ズレ対策で一番手軽なのが、絆創膏をはることね。

あらかじめ靴ズレしそうなところに絆創膏をはって保護しておくの。

皮膚が摩擦されなければ靴ズレを引き起こさないんだからね。

新しい靴を履くときや、長時間歩くときなんかにおすすめよ。

靴ズレ専用ケアグッズを利用する

絆創膏でももちろんいいのですが、オシャレではなく、ずれたりはがれやすいというデメリットもあるの。

その点目立ちにくく、ずれにくいのが靴ズレ専用ケアグッズよ。

靴のかかとにロウをぬる

足に絆創膏も手軽だけど、靴のほうに工夫をする方法もあるのよ。

靴のかかと部分のロウをぬることで摩擦を減らすことができるの。

靴にジェルパッドをはる

かかとにロウをぬるのと同じように、ジェルパッドを当てるという方法もあるわ。

ワセリンなどをぬる

ワセリンをぬることで、皮膚への直接の摩擦をなくして、靴ズレを予防する効果があるの。

ワセリンはいろいろなタイプがあるけれど、どれでもOk。

その他の保湿クリームでも代用が可能よ。

ワセリンが靴下や靴に吸収されることも考えて、

靴ズレをしやすい部分にたっぷり塗ってみて。

途中で塗りなおすのも効果的よ。

靴を自分の足に合わせる

靴が足に合っていないことが靴ズレの原因なら、その靴を履くたびに靴ズレを起こしやすいわよね。

お気に入りの靴なら履くのをあきらめたくないわよね。

そんな時には、自分の足に合わせてしまいましょう。

シューストレッチャーを使えば、つま先を広くしたり、つま先までの長さを伸ばすことも可能。

シューズストレッチャーをつけておくことで、靴は履いている状態になるから、

靴自体が柔らかくなりやすいというメリットもあるのよ。

ただ、この方法は革靴に効果的で、ランニング用の靴には適していないかもしれないわ。

 

靴ズレになってしまったら?どうやって治せばいいの?

靴ズレになると、まずは皮膚が赤くなるわよね。

悪化すると水ぶくれになり、その水ぶくれが破けて出血するの。

靴ズレができてしまったら、それをできるだけ早く治すことよね。

まだ水ぶくれになっていないからと言ってほおっておくと、靴ズレを悪化させてしまうことになるわよ。

水ぶくれができたら破れないように保護しておく

水ぶくれができてしまうと、ついつぶしたくなってしまうわよね。

でも、それはNG!

水ぶくれの中身は浸出液という、皮膚の再生を促す役割を持つ体液なの。

この浸出液が傷をきれいに治してくれるんだから。

水ぶくれが破れてしまうと、この浸出液が流れてしまって、余計な痛みの原因になってしまうの。

靴ズレを治す一番の方法は、水ぶくれをつぶさないことなのよ。

そのためには、絆創膏で保護するがオススメ。

しかし、ただの絆創膏ではなく、キズパワーパッドのような湿潤法タイプのものがいいわ。

もし、水ぶくれが破れてしまったとしても湿潤法で治すことができるし、

ガーゼ部分で皮膚をこすってしまう心配もないわよ。

違う靴を履く

靴ズレをしてしまったら・・・。

同じ靴を履くと、また同じ部分がすれてしまうから、靴ズレを悪化させてしまうことも。

靴ズレをしてしまった場合には、違う靴を履くという方法もあるって覚えておいてね。

 

ポテト:そっかー。新しい靴が嬉しくて走ったけど、靴が固かったり足に合っていなかったりすると靴ズレしちゃうんだね~。

次郎:水ぶくれをつぶしちゃいけないのも知らなかったな。

さやか:靴は自分の足に合ったものを選ぶのが大切ね。

ポテト:まずは、靴ズレを治さなくちゃね~。

さ、ポテト食べよ。

次郎:こりゃ、またランニング始めるまでには時間がかかりそうだな・・・。