ポテト太郎ポテト太郎

う~ん!すごいー!!

ドロシーさやかドロシーさやか

何見てるの?

ポテト太郎ポテト太郎

オリンピックの陸上のリレーだよ。

かっこいいよー

ドロシーさやかドロシーさやか

これね!!すごいわよね!

暴走次郎暴走次郎

このリレー、勝利のポイントは何だったと思う?

ポテト太郎ポテト太郎

みんなの走りでしょ?早いもん

暴走次郎暴走次郎

もちろんそれもあるけど、勝利のポイントはバトンパスだよ!!

日本チームのバトンパスは本当に素晴らしい!!

今回は、リレーの必勝法ともいえるバトンパスについて教えよう!

 

バトンパスは大切!!

 

リレーというとオリンピックだけではなく、

学校の運動会や体育祭でも一番盛り上がる定番の競技だよな。

リレーが徒競走と違うところは、バトンパスがあるところ。

バトンパスなんて、ただ次の人に落とさずにバトンを渡せばいいだけって思っていないか?

そんなことない!!

バトンパスを正確に!素早く!行うことで、順位が変わることだってある!

バトンパスでタイムを大きく変えることができるんだ!

100m×4リレー。

実は、4人の100mの合計タイムよりも早いんだ!

それはなぜかというと、バトンパスの時にスピードを上げた状態で渡せるからなんだ。

バトンを渡すとき、もらう時に失速してしまうと、大幅にタイムロスしてしまうんだ。

それほど、リレーにおいてのバトンパスが大切だということを知ってもらいたい!

 

バトンパスのコツ!バトンの握り方は?

 

右利きの人も左利きの人もいるだろうが、

バトンは必ず右手で受け取る。

そして、走りながら左手に持ち替えて次の人の右手に渡す。

これが基本だ。

右手から右手に渡すと、渡すときにぶつかりやすくなってしまう。

もちろん、左手から左手でも同じことが起こるよな。

もうひとつ、握り方のコツとして知っておいてほしいのは、

渡す人は下の方を握ること。

そして、上の部分を次の人の手に乗せる。

バトンを受けとったら、右手に持ち替える時に下の方を持つようにする。

ただバトンを渡すだけだけど、

握り方で、走りやすさや渡しやすさも変わってくるぞ。

 

バトンパスのコツ!バトンの渡し方、受け取り方は?

バトンパスは、渡し方も大切だが、受け取り方も大切だ。

2人の息が合わないと、タイムロスにつながってしまう。

まず、バトンを受け取る時には、手のひらを上に向けておく。

そのほうが落としにくい。

だから、渡す人は相手の手のひらに乗せるように渡すのがコツだ。

ここで重要なのが、相手がしっかりバトンを握ってから離すこと。

しっかり握っていない状態で離すとバトンを落としてしまう可能性がある。

渡す人は、しっかり確実に相手の手のひらに乗せること。

そして、受け取る人は、手のひらに乗ったらすぐにバトンを握り、

相手から奪い取るように強く握ること。

2人の息を合わせることが大切だぞ。

 

バトンパスのコツ!「ゾーン」って何?

バトンパスは、できる場所が決まっているんだ。

その範囲のことは「ゾーン」「バトンゾーン」などという。

正式名称は「テークオーバーゾーン」だ。

この「テークオーバーゾーン」以外ではバトンパスは認められない。

「テークオーバーゾーン」は20m。

その10mには「ブルーゾーン」と言って、走者が待ち構える場所がある。

この30メートルの間にバトンを渡さなくてはいけないんだ。

だから、走者のスピードによって走り出す位置をずらすというのもOK。

走り出すタイミングがあまりにも早いと渡す人が追いつかないし、

遅いともたついてしまってタイムロスにつながってしまう。

「テークオーバーゾーン」をどのように使うかでも、

リレーのタイムに違いが出てくるんだ。

もしかしたら、受け取る時に渡す人が追いついてくれないかもという不安があるかもしれないけど、

それは、相手を信じて全力で走る!!

バトンを受け取る時に不安になって振り向いたり、立ち止まってしまうと、

その分タイムロスになってしまう。

バトンパスはお互いを信じあうことが大切。

そして、お互いをわかり合うことが大切だぞ。

 

バトンパスのコツ!バトンを渡すタイミングは?

バトンパスはタイミングが命だ!!

ただ、お互いが走りながら行うため、なかなか難しい。

そこでおすすめなのが声を出すこと。

バトンを受ける人は、加速しながらバトンをもらう必要がある。

でも、あまり速く走りだすのも、遅く走り出すのも、タイムロスになってしまう。

といっても、後ろを見ながら走るわけにもいかないし、

タイミングを合わせるのは難しいよな。

けれど、声を掛け合うことでタイミングがとりやすくなる。

例えば、渡す相手がスタートしてもバトンを渡せるくらいの距離になったら、

「GO!」などと声をかける。

その合図で、バトンを受ける人が走り出す。

この時、右手を出してバトンをもらう態勢で走るんだ。

そして、渡す側は、バトンを渡すときに「はい!」と声をかける。

最初はお互いのスピードもわからないからタイミングを合わせることも難しい。

でも、何度も練習してお互いを知っていくことで、うまくバトンパスができるようになるぞ。

はじめはゆっくりの速度で、

だんだんとスピードを上げていくといいぞ。

バトンパスのコツは、お互いの気持ちを合わせること。

そして、お互いを信じること。

基本を大切に、お互いの個性を理解しながら。だな。

 

ポテト太郎ポテト太郎

バトンパスって奥が深いんだね~。ただ渡せばいいんだって思ってた

ドロシーさやかドロシーさやか

ホントね。小さいことがタイムロスにつながるのね。

そして、逆に小さなことの積み重ねが勝利を呼ぶのね

暴走次郎暴走次郎

そうなんだ

ポテト太郎ポテト太郎

走りたくなってきたけど、いきなり走ったら筋肉痛になっちゃうよー

ドロシーさやかドロシーさやか