ポテト太郎ポテト太郎

水泳選手ってスゴイよねー。

水に入るだけでも疲れるのに、どうしてこんなにたくさん泳げるんだろう~

ドロシーさやかドロシーさやか

ホントよね。

自分で泳ぐと、呼吸が苦しいものね。

どうやったら楽に泳ぐことができるのかしらね

暴走次郎暴走次郎

それはだな。いくつかポイントがあるんだ

ポテト太郎ポテト太郎

ポイント?

暴走次郎暴走次郎

そう、楽に泳ぐためのポイント。

今回は楽に泳ぐためのポイントや練習法を教えるぞ!

 

水泳で楽に泳ぐことができない理由は?

水泳選手は練習で100m×10本や、20本をほぼ休みなしで泳ぎ続ける。

それってすごいことだよな。

あまり水泳の経験がない人にとっては考えられない。

でも、楽に泳ぐことができたら?

それなら長距離だって泳ぐことができるんじゃないか?

楽に泳ぐことができないのには理由がある。

・楽に呼吸ができない。

・バテる

この2つを克服することができたら、楽に泳ぐことができようになるぞ。

 

楽に泳ぐポイントとは?「呼吸」

水泳で呼吸が苦しい。

そうなると、呼吸の仕方が悪いのかな?

意識すればするほど、実は苦しくなっていくんだ。

特に初心者の場合はうまく呼吸ができないよな。

楽に泳ぐのには、呼吸がポイントになる。

楽に泳ぐための呼吸のポイントはこれだ!!

・呼吸しようと意識しすぎない。

・息を吸うよりもはくことを意識する。

 

呼吸しようと意識しすぎない

泳いでいて呼吸が苦しいと、もっとしっかり呼吸をしようとするよな。

その頑張りが、余計に呼吸を苦しくしているんだ。

例えばクロール。

クロールの時、どうやって呼吸をしてる?

頭をあげてしまっていないか?

頭をあげることで、体のバランスが崩れ、

下半身が沈んでしまっているんだ。

それでは楽に泳げるはずがない。

しかも、頭をあげても口の位置ってあまり変わりないんだよ。

水泳で呼吸をするときには、頭をあげないこと。

クロールの場合には軽く横を向いて、

ゴーグルの片方が水没しているくらいでOKなんだ。

頭をあげずに呼吸をすることで、体も安定し無駄な力が入らない。

それで楽に泳ぐことができるというわけだ。

水泳の時には呼吸を意識しすぎず力を入れ過ぎないこと。

 

息を吸うよりもはくことを意識する

水泳で呼吸というと、吸うことを意識してしなっていないか?

でも、実は呼吸って吸うよりもはくことの方が大切なんだ。

水泳中に苦しいと感じるのは、二酸化炭素が溜まっているからなんだ。

酸素が足りないわけじゃない。

だから、酸素をより多く取り入れるよりも、二酸化炭素をしっかり排出することが大切なんだ。

二酸化炭素をしっかり排出することで、苦しさが軽減する。

そして、瞬間的に「パッ」っと排出するのが理想的だ。

肺は、弾性があって瞬間的に縮んでもすぐに戻ろうとする働きがある。

だから、瞬間的にパッとはくと、短い時間での空気の入れ替えが可能なんだ。

でも、瞬間的に息を吐くって?

それは、「バブリング」だ。

子どもの頃スイミングスクールに行っていた人なら習ったかもしれない。

「ぶくぶくぱあ!」ってやつだ。

「ぶくぶく」のところで少しづつ息を吐き、

「ぱあ」で一気に空気の塊を口から出すんだ。

口の周りの水を跳ね飛ばすくらいの気持ちではくのがポイントだ!

これはプールじゃなくて、お風呂なんかでも練習できる。

是非やってみてくれ。

 

その他、楽に泳ぐためのポイント

水泳において、呼吸法はとても大切。

だけど、呼吸のほかにも楽に泳げるようになるポイントがある。

それは、「力を入れ過ぎないこと」。

水泳でバタ足をしたり、手で水をかいたり・・・。

水圧の関係もあって思ったより力がいる。

早く泳ごうともうと、力ばっかりが入っていないか?

プロの水泳選手の泳ぎを見ていると、とてもなめらかだよな。

プロのなめらかさを出しているのは、「脱力」がポイントになっている。

適切な部分で最小限に力を入れ、その他は脱力しているんだ。

人間の体はずっと力を入れる続けることができない。

疲労物質もたまり、筋肉収縮を保つことができなくなるんだ。

疲労物質が溜まることで、泳いでいても苦しくなってくる。

水泳で苦しくないためには、力をうまく抜くことが大切だ。

では、どこで力を抜けばいいのか。

クロールでは手掌、前腕が水を押する時まで力を入れる必要はない。

力を入れる場面は、手掌と前腕が進行方向に対し垂直でなくなる時。

いわゆる、フィニッシュと呼ばれる局面だ。

フィニッシュでは大きく力を必要になるが、

それ以外では大きな力は必要ではないのだ。

力を入れないと言われても、どうやったらいいのかぴんと来ないかもしれないが、

泳ぎ慣れてくるとピンと来るときがあるだろう。

もうひとつ、キックを打ちすぎないことも、ばてないポイントだ。

キックに必要な筋肉は、人間の体の中でも大きな筋肉がある部分だ。

そのため、キックはかなりの運動だ。

そのキックを打ちすぎることで体がばててしまい、楽に泳ぐことができない。

水泳の長距離選手は1回のストロークで2回しかキックしないんだ。

 

楽に泳げるようになるための練習法

水泳で楽に泳げるための練習方法。

まずは、呼吸法を練習すること。

「バブリング」という、一気に息を吐く練習をすることだ。

「ぶくぶくぱあ!」という呼吸法は、お風呂でも練習可能だぞ。

そして、もうひとつ、脱力して泳ぐ練習だ。

ストロークでの脱力を意識するには、プルブイを。

キックの脱力を意識するには、ビート板を使ってみるといい。

特定の部分に意識が集中しやすいと、力が入っていたり脱力している状態を意識しやすいんだ。

脱力した感覚に慣れてくると、プルブイやビート板なしでもうまくわかるようになってくるはずだ。

また、ペースを遅くして泳いでみると力が入りにくい。

遅いペースでの泳ぎを繰り返し練習することで、

同じような脱力した泳ぎ方を速いスピードでもできるようになるぞ。

脱力した泳ぎ方には、とにかく何度も練習すること。

体が脱力に慣れることが大切だ。

 

ポテト太郎ポテト太郎

へー。水泳選手ってすっごい力を入れて泳いでると思ってた。

だって、筋肉ムキムキだもんね

暴走次郎暴走次郎

もちろん、力を入れた時に最大限の力を発揮できるように筋肉を鍛えることも必要だろう

ただ、どんな選手でも常に力が入っていると、ばててしまうだろう。

力を入れるところと抜くところをうまく使うこと。

そして呼吸を意識しなくても上手くできるようになること。

とにかく、練習第一だってことだな

ポテト太郎ポテト太郎

でも、泳ぐのってつかれそう。。。

暴走次郎暴走次郎

まずはプールウォーキングでダイエットしたらどうだ?