デスクワークでずっと椅子に座っていると、夕方には足がむくんで朝の倍くらいの太さになってしまう。
靴がきつくなったり、足がだるくなったり、足のむくみで悩んでいる方は多いですよね。
デスクワークでも、立ち仕事でも、ずっと同じ姿勢でいるとどうしても血流が悪くなって、足がむくんでしまいます。
健康のため、疲れをリフレッシュするために、1時間～2時間おきには軽く体を動かしましょう。
少し意識して体を動かすだけで、ずいぶんとむくみは解消できますよ。
デスクワークで椅子に座ったままでもできる簡単な足のむくみをとるストレッチを紹介します。
職場で目立たずにできて、しっかり効果のあるストレッチばかりですよ。
むくみとは？むくみって何？
そもそも、むくみとは何なのでしょうか？
むくみとは、静脈やリンパの流れが滞り、老廃物が管から漏れ出して細胞の隙間に溜まってしまう状態のことをいいます。
静脈は、動脈と違って圧力が弱いんです。
圧力が弱いので、ふくらはぎの筋肉を使って静脈やリンパ管をポンプのように動かし、老廃物を上半身へと押し上げています。
ふくらはぎの筋肉が衰えて、ポンプ作用がしっかり働かなくなると、体内の水分や老廃物が下半身に滞ってしまい、むくみが生じます。
足のむくみの原因
立ち仕事でも、デスクワークでも同じ姿勢でいると、血流が悪くなります。
他にも、足がむくんでしまう原因には次のようなものがあります。
- 運動不足
- 睡眠不足
- 冷房
- ストレス
- 足を締め付ける靴
- ヒールの高い靴
- 締め付ける下着
足のむくみ解消法
どうしたら足のむくみを解消できるのでしょうか？
足のむくみの原因が分かったのだから、原因を取り除いてあげればむくみは改善します。
運動不足、睡眠不足は生活習慣なので、なかなか改善するのは難しいですが、気をつけてみましょう。
体が冷えると、やはり血流が悪くなるので、冷房が気になる人は一枚羽織るものなどを常備しましょう。
血流が悪くなるような靴や、締め付けるものを身に付けている人は改めましょう。
足のむくみをとるストレッチ
いずれの原因にしろ、足から上半身に老廃物をポンプのようにしっかり送り返せなくなることによって、足はむくみます。
ストレッチをして足を動かすことで、ふくらはぎのポンプ機能を補ってあげることができます。
血流が１０倍、むくみ解消簡単ストレッチ！
座ったまま、かるく前に足を投げ出します。
その体勢のまま、ただ足首を伸ばしたり、曲げたりを10回くらい繰り返すだけです。
これだけで血流が10倍になります。
本当に簡単！デスクワークの合間に、1時間おきくらいに1セット行えば、むくみを解消できます。
足のむくみスッキリ！座ったまま、簡単にできるストレッチ
椅子に浅く座り、片足を前に出して伸ばします。
踵を地面につけて、つま先を自分のほうに曲げます。
つま先に触れるように上半身を倒します。
注意点が2つあります。
- 骨盤をしっかり立てて骨盤から上半身を倒すこと
- 呼吸をしながら行うこと
片足20秒～30秒で、両足やりましょう。
気づいた時に1セットずつでも行うといいでしょう。
【痩せる】冷え性を改善して足がさらに細くなる秘密の方法
椅子に座った状態で片足を上げ、つま先を反対の足の太ももの上に乗せます。
太ももに乗せた足のつま先を手でグルグル回します。
一方向だけでなく、反対方向にも回します。
5回くらいずつ行います。
次は、足首を深く曲げるように、つま先を手でグッと引っ張ってストレッチします。
数秒間行います。
今度は、反対に足首を伸ばします。
つま先を自分の体のほうに引っ張って、足首を伸ばすストレッチをします。
こちらも数秒間行います。
足先は末端神経がたくさん通っていて、動かすことで血流が良くなります。
血流が良くなれば、老廃物を送り返すことができます。
足のむくみをとる簡単ストレッチはいかがでしたか？
本当にどれもお手軽ですが、効果テキメンですよ。
ぜひ、お試しください。
