暴走次郎暴走次郎

俺、暴走次郎!

風を切って爽やかに駆け抜けるサイクリング。

気持ちいいよな。

 

一時の過熱気味な自転車ブームは落ち着いたようだけど、今や自転車は大人から子供まで楽しめる趣味として一定の市民権を得たといえると思うんだ。

これからやってみたい!という方も多いのでは?

そこで問題となるのが自転車選びだよな。

 

一般にスポーツバイクといえば、ロードバイク・マウンテンバイク・クロスバイクという3種類があげられるんだ。

それ以外にもシクロクロス・ピスト・BMX・ビーチクルーザーなどなど…自転車の種類は思ったよりたくさんあるんだけど、今回は気持ちよくサイクリングを楽しむ、というテーマで上の3種類の特徴をご紹介するぜ。

 

ロードバイクとは?メリット・特徴

ロードバイク

特徴的なドロップハンドルと地面との接地面積が限りなく小さい細いタイヤ。

動力源を人間の力だけに頼って移動するのなら、ロードバイクが最速なんだ。

 

10kgに満たないその車体には、舗装道路を高速で走るためのテクノロジーが凝縮されている。

車でいえばフォーミュラカーやGTカーといったところかな。

 

特殊な形状のドロップハンドルは、空気抵抗や道路の傾斜、疲労の度合いなどに応じて握るポジションを変えることができる。

握る場所が変わることで乗車姿勢も変えることができ、偏った筋疲労を防ぐことができるので高速で長時間のライディングが可能になるんだ。

 

空気圧が高く接地面の小さな細いタイヤは、地面との摩擦抵抗を少なくしながら必要に応じてグリップ力を発揮できるよう考えられており、高速でも安定した走りを実現する。

 

剛性を保ったまま極限まで軽量化されたフレームは、その形状により程よい前傾の乗車姿勢を作り出し、空気抵抗を減らしながら全身の力が効率よくペダルに伝わるよう設計されているんだ。

 

とにかく走りを楽しみたい!という方にはロードバイクがオススメだぜ!

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マウンテンバイクとは?メリット・特徴

マウンテンバイク

マウンテンバイクという名の通り、もとは山道などの舗装されていない道路を走るために開発された自転車だ。車でいえばラリーカーってところかな。

 

段差の多い荒れた路面もなんのその、とても自転車で走れそうにない場所もマウンテンバイクであれば楽しむことができる。

 

衝撃に負けない丈夫なフレームを持ち、ゴツゴツした太めのタイヤで荒れた路面を踏みしめ、サスペンションを使って衝撃を吸収する。

ディスクブレーキは強力な制動力を生み出し、悪路でも少ない力でバイクをコントロールできる。

 

舗装道路での高速走行性能はロードバイクやクロスバイクに劣るけど、歩道の段差や舗装の悪いデコボコした道路などの走行性は抜群で、どんな場所へでも自転車に乗って行って楽しみたいという方にはもってこいの自転車だ。

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クロスバイクとは?初心者におすすめメリット・特徴

クロスバイク

初心者の方が最もとっつきやすいスポーツバイクを挙げるとすれば、このクロスバイクだろう。

 

ロードバイクのようなレースにも耐えうるシビアなセッティングでもなく、マウンテンバイクのように未舗装の悪路に特化しているわけでもない。

しかし、クロスバイクはその両方の性能を程よく兼ね備えた、街乗りに最も適した自転車と言えるでだろう。車で例えれば、スポーツタイプのクーペのようなものかな。

 

シティサイクル(いわゆるママチャリ)に近いアップライトな乗車姿勢とフラットなハンドルバーを持ち、マウンテンバイクと同様の頑丈なフレームにロードバイク仕様の足回り。

程よい操作性と軽快な走行性能を併せ持っており、ママチャリのような乗りやすさで爽快な走りを楽しむことができる。

 

20キロ程度の移動距離であれば、クロスバイクで問題なく通える。所要時間は、1時間~1時間20分くらい。

ドアツードアなら所要時間も電車や車とそれほど変わらないだろ。

 

日頃の足としても使いながら、ちょっとしたサイクリングまで楽しみたいのであればクロスバイクが一番だ。

初心者には、まずはこれがバランスよくてオススメかな。

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結局サイクリングはどの自転車を選べばいいの?

それぞれの特徴を書いていきましたが、「で、結局どれがいいの?」と聞かれれば、ご自分のやりたいことと各バイクの特徴を照らし合わせて選ぶしかない。

 

それぞれに楽しみ方があり、どれが良いというわけではないんだ。

舗装路をサイクリングするのなら結局ロードバイクに乗りたくなるからロードバイクにしておけば間違いない、という人がいるし、それも一理ある。

 

しかし、ロードバイクは安くても15万円前後、それなりのものになると数十万と決して安い買い物ではない。

しかもママチャリと比べて明らかに乗車姿勢も違うし、あんな変な形のハンドルをどう持っていいかもわからない。

いきなりうまく乗りこなせるか自信がない…なんて考える人がいても不思議じゃないよな。

 

最初はとっつきやすいクロスバイクから初めて、次が欲しくなった時にロードやマウンテンバイクを選ぶ、という買い方もよいと思うよ。

 

クロスバイクなら10万円せずにそれなりのものが買えるだろうし、スポーツバイクの魅力も十分に楽しむことができると思う。

クロスバイクを入り口にしてスポーツバイクに親しんでいけば、今度は選ぶというより具体的に欲しいバイクが出てくると思うんだ。

 

個人的にはたいていの人が最初からロードを買ったところで、慣れてくれば次のバイクが欲しくなると思っている。

いくら事前にリサーチしても、やはり実際に経験することで分かることのほうが多いからな。

 

購入する際は、できれば最初は専門店でサイズを選んでフィッティングをしてもらったほうがいいぞ。

ママチャリのように何となく漕げればいい、ではもったいないからさ。

自分の身長や体型に合っていないと、せっかくの能力が十分に発揮できなくなってしまう。

 

どの自転車にしようか考えている時間も楽しいものだよ。

いろいろと情報を仕入れながら、少しずつ知識を身につけて実際にお店にいけば、様々なタイプの自転車を見るだけでワクワクするぞ。

そんな楽しみに、この記事が少しでもお役に立てればうれしく思うな。

 

いい自転車だと、思ったよりスピードが出るもんだ。

だから着るものは、いつもより少し温かく、そして肌が出ないものを選ぶといい。

インナーに、このTシャツを着るのがオススメなんだ。