ドロシーさやかドロシーさやか

この前、ポールウォーキングをこれから始めようとする人が気をつけたい歩き方やコツを教えてあげたのは覚えてる?

ポテト太郎ポテト太郎

うん。覚えてるよ。コレでしょう。

↓ ↓ ↓

ポールウォーキング初心者の歩き方・やり方のコツと注意点

 

 

ドロシーさやかドロシーさやか

えらいわね。ポールウォーキングを実際に始めるとなったら、まず歩くときに使うポールを選ばなければならないわよね

ポテト太郎ポテト太郎

うん。そうだね

ドロシーさやかドロシーさやか

ポールウォーキングのポールは何でもいいってわけじゃないの。長さ、重さ、ストラップなど選ぶ時のポイントがある。ポイントごとにどんなものを選べばいいのか教えてあげるわ

 

 

ウォーキングポールの長さ

ポールウォーキングをする時に使うポールの長さは、

日本ノルディックフィットネス協会によると、身長✕0.68を目安にするといいと言われている。

でも同じ身長でも、いろんな体型の人がいるし、運動能力も同じではない。

体の柔らかさや足の長さ、腕の長さといったものでも変わってくる。

 

身長✕0.68よりもオススメなのは、肘を90度に曲げて、肘から手が地面と平行になるようにした時に、手に握ってちょうど地面につくくらいの長さを目安にするほうがいいわね。

 

ただ、市販されているものは、長さが5cm刻みにしか調節できないものが多いの。

本当に自分の体にピッタリの長さのポールを使うには、特注するか、伸縮機能のあるポールを選ぶしかないんだけど、いきなり特注品を買うのはやめたほうがいいわね。

初めてポールウォーキングをする人は、伸縮機能のあるポールで、まずは自分に合った長さを知ったほうがいい。

いきなり特注品を作って、長さだけでなく、重さやストラップなどが好みに合わなかったらもったいないわ。

 

坂道を歩く時、歩くペースによって適したポールの長さが変わる

また、ポールの長さは平坦なところを歩くのか、坂道を歩くのか、どれくらいのペースで歩くのかといったことによっても、ちょうどいい長さが変わってくる。

 

坂道を上る時には体を前傾したほうが歩きやすい。そうすると、地面と手との距離が短くなるから、ポールは少し短めのほうが歩きやすいことが多い。

反対に、坂道を下る時には膝の負担を軽減できるように、ポールは体よりも前についてブレーキの補助をする。前方につくので、その分だけ少し長めのほうが歩きやすいことが多くなってくるの。

 

歩くペースによっても変わり、一般的に初心者は普段歩いているのと同じくらいのペースで始めるのがいいんだけど、そうなるとポールは短めのほうが扱いやすい。

一方、上級者がストライド(歩幅)を広げてスピードアップして歩くなら、ポールは長めのほうがいいことが多い。

 

使い方でも適したポールの長さは変わってくるから、やっぱりポールの長さを自在に調節できるもののほうが便利ね。

 

 

ウォーキングポールの重さ

ポールウォーキングを楽しむ男性

ポールウォーキングを楽しむうえで、ポールの重さは重要よ。

 

ポールの素材は、カーボン製、アルミ製、そしてその二つを混合したものの3種類があるわ。

カーボン製は、軽く、少ししなりがある。値段はやや高め。

アルミ製は、カーボンに比べると少し重く、しならない。値段はやや安め。

カーボンとアルミの混合製は、その中間の特徴ってところね。

 

現在、一般に販売されているポールの重さは1本130グラム~350グラムの範囲のものがほとんど。

ポールウォーキングが普及するに伴い、メーカーの開発競争があり、ポールは軽くなってきている。

 

それで、ポールの重さはどれくらいの物を選べばいいかなんだけど、もし、あなたがポールウォーキングを競技であったり、登山であったりで使うなら、ポールは軽いほうがいいと言えると思う。

速く歩いたり、頂上まで到達したりするのが目的だから、目的達成のためには軽いものに越したことはないわ。

 

もしあなたがダイエットのため、少しでもウォーキングの消費カロリーを効率よくアップしたいと考えているなら、ポールは少し重いくらいのほうが効果的なの。

 

重さが250グラム違うポールでポールウォーキングをしたとするわね。

そうすると、重たいポールで歩いたほうが約5%消費カロリーが増えるという調査結果もあるの。

家の近所をウォーキングして、短い時間で少しでも消費カロリーを増やしたい人は、ムリして高いカーボン製のポールを買う必要はないし、むしろ消費カロリーが増えやすいアルミ製のほうがいいと思うわ。

 

さらにポールウォーキングをしながら筋力アップを目指すという人は、重りを入れられて負荷を調節できるポールもあるので、そういったものを選ぶのもいいわね。

 

持ち運ぶなら軽いほうがいい

自宅から駅までポールウォーキングして、電車に乗って、また駅から職場までポールウォーキングするという、通勤する時に歩く時間を効率よく使いたいという人もいるわよね。

こういった人は、電車の中ではカバンの中に入れたり、くくりつけたりするだろうから、やっぱり軽いほうがいい。

 

結局、ポールの重さもそれぞれの使いみちに合ったものを選ぶことが大事ね。

 

 

ウォーキングポールのストラップについて

ストラップも選ぶときのポイントの一つになるわ。

ストラップは歩いている時に、手首に通して、常にポールを握っていなくても手から離れないようにするためのもの。

手首に通すだけでなく、親指に通して、より固定させるものもあるわ。

 

これも競技用、少しでも速く、少しでも長く疲れないようにするなら、親指まで通せるストラップのものがいいと思うわ。

よりポールが宙に浮いている時に、握力を使わなくて済むから腕の筋肉が疲れにくくなる。

その分、長く歩けるようになる。

 

欠点としては、それだけ手を覆うので蒸れてしまうことがあるのと、何よりも転倒したときにポールが手から離れないせいでケガをすることがあることね。

 

ポールウォーキングはケガのリスクの少ない運動ではあるけど、まったく転倒がないとは言い切れない。

ポールが手から離れずに、転んで地面に手をついた時に、指を痛めやすいの。

登山で下っている時に転倒して、ストラップをつけていてポールが手から離れず、後ろを歩いていた登山者の顔にポールが当たってケガをしたという事故も実際に起きたことがあるわ。

 

健康のために、近所を短い時間ウォーキングするだけなら、ストラップを使わなくてもいいという考え方もあるわ。

つけるにしても親指を固定するまではしなくてもいいように思う。

 

ストラップは基本的にはつけて歩くほうが楽だけど、どこを歩くのか、使いみちによって、つけたり、つけなかったりするのが正解かもしれないわね。

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コンパクトに折り畳める

ポールとして使わない時にどれくらい折り畳めるかの違いもあるわ。

家の近くを歩くだけなら、伸縮しないポール、もしくは短くなるにしても二段伸縮式のポールくらいで十分。

 

持ち運んでから、公園や登山なんかで使うつもりの人は、短くコンパクトに折り畳めるものの方がいいわ。

自転車や電車に乗るときなんかに、カバンの中にしまえたり、くくりつけたりするのも短いほうが簡単だし、安全よね。

そうなると、だいたい三段伸縮式のポールね。

 

登山中も、人によって上りでは使うけど、下りでは使わないという人もいるだろうし。

通勤でポールウォーキングをする人は、自宅から駅まで、駅から職場まではポールを使うけど、電車に乗っている時はしまうことになるから、短く折りたためるものを選ぶといい。

 

 

ポールのデザインとグリップはお好みで

ポール選びで、特に気をつけたいことをお伝えしたわ。

 

あとは、デザインとグリップは好みで選んでもらえばいいかな。

見た目もモチベーションには大事だから、自分の好きなものを選ぶといいわ。

グリップは濡れても滑りにくいものを選ぶといいけど、各メーカー、これは気をつけていることだから、あとは好みの差になると思うわ。

 

ドロシーさやかドロシーさやか

ウォーキングポールの選び方は分かったかしら

ポテト太郎ポテト太郎

うん。よくわかったよ。意外とポールを選ぶの難しいんだね

ドロシーさやかドロシーさやか

そうよ。しっかりポールウォーキングを楽しむためにも、後悔しないポール選びが大事よ。みんなも気をつけてね