猫背を矯正する、姿勢を正すための筋トレ方法って、どんな方法なのでしょうか？
腹筋と背筋を鍛えればいいのではと考えがちですが、それだけでよいのでしょうか？
猫背矯正、姿勢を正すために効果的な筋トレ方法を紹介します。
猫背矯正に筋トレは必要か？
そもそも猫背を矯正するのに筋トレは必要なのでしょうか？
たしかに体を支えるためには筋力も必要ですが、私たちの体は筋肉だけで支えられているわけではありません。
実は、猫背矯正のためには筋力をつけることよりも骨格でしっかり重さを支えることのほうがより重要です。
筋肉の力で姿勢を正そうとするのは根性論です。
筋肉の力だけでは体重は支えられません。
どんなに筋力を鍛えても、疲れて猫背に戻ってしまいます。
骨で立つ正しい立ち方、骨盤を立てて座る正しい座り方をまず身につけましょう。
筋力は正しい姿勢を維持するサポート役です。
もちろんサポート役の筋力を鍛えるのも大事なことです。
猫背を矯正するためには、腹筋と背筋を鍛えればいいのか
猫背の人は、腹筋と背筋のバランスが悪くなっていることが多いです。
じゃあバランスがよくなるように鍛えればいいんだなということは分かっても、どんな筋力トレーニング方法があるのか分かりませんよね。
腹筋や背筋ばかりをしていてもそれほど猫背改善には効果がありません。
腰を痛めたりする可能性もあります。
猫背を矯正する、姿勢を正すための筋トレでは、バランスを重視すること、インナーマッスルを鍛えることの2つが大事です。
猫背矯正、姿勢を正すのにおすすめの筋トレ方法
体幹トレーニング
インナーマッスルを鍛えるのにいい方法が体幹トレーニングです。
腕立て伏せをする姿勢に似ていますが、肘を地面についています。
そのまま体をまっすぐにした状態を維持します。
ただこれだけです。簡単ですよね。
お尻を上げてしまったり、お尻を下げて腰を反ったりしてはいけません。
見た目は簡単そうに見えるかもしれませんが、この体勢を維持するのはかなり大変です。
まっすぐに体を維持することで、正しい姿勢を維持する筋力がバランスよく鍛えられます。
1回で30秒くらい維持して、複数回行うといいでしょう。
腸腰筋を鍛えるトレーニング
骨盤が前傾したり、後傾したりしていて、その影響で猫背になっている人も多くいます。
この人たちは、猫背の原因となっている骨盤の歪みをとってやる必要があります。
骨盤を正常な状態にするのに重要な役割を果たしているのが腸腰筋です。
腸腰筋は骨盤周辺にある大腰筋と腸骨筋の総称で、骨盤を支えている筋肉です。
腸腰筋が衰えると、骨盤が正常な状態に保てなくなってしまいます。
出典：http://healthil.jp/22345
日常生活の中でも、腸腰筋を鍛える方法があります。
大股で、太ももを高く上げて歩くと腸腰筋がよく使われ鍛えられます。
腸腰筋を鍛えるレッグレイズ
あお向けに寝た状態から、足を伸ばしたまま下半身を持ち上げる筋トレです。
足を下ろすときも重力に任せずに、ゆっくり下げると効果的です。
きつい人は膝をかるく曲げたり、手をおしりの下におくことで負荷を下げられます。
15～20回くらいを3セット行いましょう。
腸腰筋を鍛えるニーレイズ
レッグレイズをするのがきつい人はこちらのニーレイズを行いましょう。
膝を90度に曲げた状態で下半身を上げ下げします。
15～20回くらいを3セット行いましょう。
腸腰筋は年齢を重ねると衰えやすい筋肉です。
しっかり鍛えておきましょう。
バランスボール
猫背を解消するトレーニング方法として、バランスボールもおすすめです。
ボールに座ってバランスを取るトレーニング法ですが、ボールの上でバランスを取るにはもちろん姿勢がよくなければ難しいですし、姿勢を良くするための筋肉もバランスよく鍛えられます。
骨盤や背骨の歪みを矯正するのにもバランスボールは有効です。
以上、猫背矯正、姿勢を正すのにおすすめの筋トレ方法でした。
猫背を治すには、本人の意識や努力が何よりも重要です。
でもなるべく効率よく、簡単に猫背を矯正したいですよね。
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猫背を治すための方法をいくつか比較しました。
一つの方法だけでなく、いくつかの方法を組み合わせるのが猫背改善には大事です。
複数の方法を比較したおすすめの記事がありますので、ぜひ読んでみてください。
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