疲れを吹き飛ばした中年男性

最近疲れたな、と思いませんか?

「中年」って言葉には、抵抗があるかもしれませんが
江戸時代の平均寿命は45歳。

あなたもそろそろミドルに差しかかったと観念する時期かもしれません。

中年男性の疲労感やだるさの原因はどこにあるのでしょうか?

疲れていたら、男性としての魅力が半減してしまいます

せっかく男としての味が出てきたミドルの時期にもったいない!

なかなか取れない中年男性の疲れ、疲労解消法を探ってみました。

 

中年男性の疲れに栄養ドリンクは効くの?

疲れた時に飲みたくなる栄養ドリンク

高校の時、化学の先生に質問した人がいました。

「栄養ドリンクは本当に効果があるんですか?」

先生の答えはイエス。
ただし常用すると効果は薄れるよ、というものでした。

この後半部が重要です。

栄養ドリンクにはアルコールやカフェインが含まれています。

カフェインはシャキッとして眠気がなくなるように感じますよね。

でも、過剰にとっていると、脳は慣れてしまいます。

効くのは最初のうちだけです。

私も、昔は毎日三本くらい栄養ドリンクを飲んでいる時期がありました。

だって栄養ドリンク一本でサクサク仕事ができたらいいじゃないですか。

でも、「飲めば疲れが取れる」と思って飲み始めたのに、
そのうち飲まないと不安になっちゃうんですよね…。

今は朝一本まで減らしました。

コーヒーもそうですが、クセになっちゃうと危険です。

 

中年男性の疲れの原因と対策って?

疲れをためないうちに、中年男性の疲れについて、
確認しておきましょう。

あなたもすぐ対策しないとまずいかもですよ!!

 

中年男性の疲れの原因と対策  その1 睡眠不足

ぐっすりと熟睡するネコ

ちゃんと眠れているでしょうか?

中年男性の疲れの原因になるのが睡眠不足です。

大人に必要な睡眠時間は7時間から9時間と言われています。

NHKの国民生活時間調査によると、
日本人の平日の睡眠時間は7時間14分。

40~50代は6時間台と最も短いそうです。

調査を始めた1960年代よりも1時間減っているそう。

中年男性の疲れの原因の一つが睡眠不足なのです。

睡眠不足が続くと疲労感が抜けません。

また、「眠りたいのに眠れない」という人も多いようです。

日本人で不眠に悩んでいる人は20%を超えるとも言われています。

十分眠ること、ぐっすり眠ること、が中年男性の疲労回復には重要です。

 

中年男性の疲れの原因と対策 その2 食べ物

バランスのとれた朝食

中年男性の疲労と関わりが深いのが食べ物です。

1. 食べる量が少なすぎる
2. 栄養バランスの悪い食事をする

どちらもNGです。

朝ごはんは特に大切です。

忙しくても、バランスのとれた朝食を食べましょう。

メニューに取り入れたい食材は、卵などたんぱく質と
玄米のような複合炭水化物。

複合炭水化物というのは、聞きなれませんね。

炭水化物は二種類あります。

一つは、「単一炭水化物」で、お菓子や果物に含まれる砂糖や果糖です。
一気に吸収されます。

もう一つが「複合炭水化物」で、米やパン、うどんやそばなどです。
ゆっくり吸収されます。

複合炭水化物の中でも特に身体に良いのは、生成されていない玄米や麦芽米、
全粒小麦などです。

いまいち好きになれないという方も多いと思いますが、
疲れが抜けない時に取り入れてください。
たんぱく質では、卵と牛乳が栄養的にナイスです。
人間の身体では作れない必須アミノ酸をすべて含んでいます。

一人暮らしの場合は、卵と牛乳は、冷蔵庫に常備しておきましょう。

ただし、卵はコレステロールが多いですから、食べすぎには注意してくださいね。

エネルギッシュに動きたければ、エネルギーの元がとても大切です。

 

中年男性の疲れの原因と対策 その3 貧血

貧血でこめかみを押さえる男性

「いつも疲れてる気がする」、という時は貧血を疑ってください。

貧血になると、細胞や臓器に十分な酸素がいきわたりません。

そりゃ疲れるよって話です。

鉄分を多く含んだ食事をとり、サプリで補うこと。

また、鉄を吸収するのに必要なビタミンC、赤血球のもとになる
ビタミンB12や葉酸もしっかりとることが大切です。

タバコも控えてくださいね。

タバコを一本吸うと、ビタミンCが25mgも失われてしまいます。

食事と習慣を見直しましょう。

 

中年男性の疲れの原因と対策 その4 慢性疲労症候群

慢性的に疲労を抱える男性

 

突然全身に疲れを感じるようになってしまうのが、
慢性疲労症候群です。

普通に健康に生活していたのに、
頭痛もするし、筋肉痛もするし、疲労感で一杯…。

眠れないし眠りも浅いし、気分が落ち込む…。

日常生活を送るのが困難になります。

血液検査など全身検査を行っても異常が見つからない場合に、
慢性疲労症候群が疑われます。

日本では約38万人の患者さんがいます。

診断が難しいようで、「慢性疲労症候群かな」と本人が思っていると
うつ病や線維筋痛症や睡眠障害や貧血のこともあるそうです。

そのため、専門医や大きな病院で診察してもらいましょう。

 

中年男性の疲れの原因と対策 その5 うつ病

気持ちが落ち込んでいて悩む男性

心の症状、と思われがちですが、身体にも影響するのがうつ病です。

食欲がなくなり、疲労や倦怠感を感じるようになります。

また、眠れなくなるという睡眠の異常も起きるようです。

頭痛や窒息感や勃起障害も起きます。

心の症状としては、気分が落ち込んでしまい、
何をする気力もなくなってしまいます。

まず、医師の診察を受けてください。

うつ病には、十分な休養とともに、薬による治療や精神療法も必要になります。

薬というと抵抗があるかもしれませんが、
「心の風邪」と考えてください。

医師の指導の下で行うことが重要です。

おかしいな、と感じたら、医師の診察を受けましょう

 

中年男性の疲れの応急処置

休みを想像する男性

最良の応急処置は、ゆっくり休むこと。

また、ストレスをためない環境で過ごすことが大切です。

でも、「そうはできない」という人も多いですね。

私の経験上、にんにくビタミンC注射はそれなりに効きます。

にんにくを打つわけはなく、ビタミンBとビタミンCのカクテル注射のことです。
保険が適用されませんので、自己負担になります。
病院によって違いますが、3000円くらいでしょうか。

「風邪だけど、重要な仕事がある」場合など、応急処置的に一回だけならおすすめです。
こちらもクセになっちゃうからです。

いつまでも疲れが抜けない時には、ライフスタイルや環境に原因があるのかもしれません。

自分にとって一番大切なものは何かを考えて、休息をとってみませんか?

ぶっちゃけ、一人抜けてもプロジェクトは進行していくものです。
それが会社、それが仕事です。

自分の身体と心を大切にしてあげてくださいね。

 

リラックスにはお風呂でゆっくりするのがおすすめ!

お風呂を有効活用するために知っておきたい秘訣はなんでしょうか?