風邪を引いた女性

なんだか寒気がする、のどが痛くて鼻水が止まらない…

これって風邪かな…と思うことってありませんか?季節の変わり目や体が疲れているときは風邪を引きやすいですよね。

 

怪しいなと思ったときはすぐ病院で診てもらうことも大切ですが、食べ物や食事を意識することで治りが早まりやすくなります。

効果のある栄養素もしっかり覚えて、薬に頼りすぎない予防と対策を兼ね備えましょう。

 

風邪とは?

風邪とは、ウイルスが上気道(鼻やのど)に感染することで起こる、急性炎症の総称をさします。 1週間程度で治るが、気管支炎、肺炎などに移行することもあります。

 

どんな症状?

のどの痛み、くしゃみ、咳、鼻みず、頭痛、だるさなどが出てきます。

鼻水は粘り気のあるもので鼻が詰まったりしてきます。これらの症状は身体の防御反応によるものです。

発熱(微熱から比較的高い熱)、吐き気、下痢を伴う場合もあります。

 

風邪を引き起こす主なウイルス。インフルエンザとの違い

  • ライノウイルス・・・大人の風邪の原因の約3割を占めます。秋や春に多く見られ、主に鼻風邪を引き起こします。

 

  • コロナウイルス・・・ライノウイルスの次に多く、主に冬に流行します。鼻やのどの症状を起こし、症状は軽いです。ウイルス粒子の表面に長い突起があり、太陽のコロナのように見えることからそう言われています。

 

  • RSウイルス・・・年間通じて流行するが冬に多い。乳幼児に感染すると気管支炎や肺炎を起こす場合があります。

 

  • パラインフルエンザウイルス・・・鼻やのどの風邪を起こすウイルスで、子供に感染すると大人より重症になりやすい。秋に流行する型と春~夏に流行する型があります。

 

  • アデノウイルス・・・冬から夏にかけて多い。プール熱の原因も、このウイルス。咽頭炎や気管支炎、結膜炎なども起こします。

 

  • エンテロウイルス・・・夏に流行するウイルス。風邪の症状のほか、下痢を起こすことがあります。

 

インフルエンザも風邪と同じく上気道の感染によって起こる病気ですが、インフルエンザを起こすインフルエンザウイルスは風邪を起こすウイルスとは異なります。

症状の重さも異なるので、別の病気だと考えておいた方がよいでしょう。

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風邪に効く食べ物

果実類

ビタミンCは風邪の原因となるウイルスの体内への侵入を防ぎ、感染を予防してくれるのです。ビタミンCは果物や野菜に多く含まれていますが、熱に弱い為に生で摂取する事が大切になります。

  • カリン・・・喉の症状を緩和させる。古くから咳止めや疲労回復に効果があると言われてきました。砂糖漬けにしたものを食したり、陰干しにしたものを煎じたりするなどして使用します。

 

  • みかん・・・みかんは一日4個摂取すると必要なビタミンCが摂取でき、風邪の予防になります。焼きみかんにすることで皮の成分が実にしみ込み、より栄養素が高まると言われています。

 

  • 梅干し・・・びっくりな話ですが、風邪に効くと言われている梅干しは実はビタミンCは含有していないのです。ですが梅干しの成分ベンズアルデヒドは痛みを軽減し、クエン酸を多く含むことから防腐効果や食欲増進ともに消化器官に刺激を与えることにより整腸作用や消化を助けます。

 

ここで注意してほしいのがビタミンCの摂りすぎです。

ビタミンCを毎日摂りすぎていると、ビタミンCの代謝物であるシュウ酸が腎結石を作ったり、結石が過ぎて腎臓の機能が低下したりして、透析まで進むこともあるからです。

 

野菜類

  • ネギ・・・ネギの辛味成分には発汗作用があります。古くからの民間療法としては縦に切り込みを入れ、軽く焼き手ぬぐいなどにくるんで喉に巻いて首を暖める。アリシンという揮発成分を吸入して粘膜に刺激を与えることで呼吸を整えられます。

 

  • 大根・・・消化を助けてくれるアミラーゼと呼ばれるでんぷん分解酵素を多く含んでいるため、弱っている胃腸の働きをサポートしてくれます。葉にはカロテン、ビタミンC、カルシウムなどが多いので疲労回復に効果があります。

 

  • 生姜・・・ジンゲロールという生姜の辛みのもととなる成分とガラノラクトンという香りのもとになる成分は、辛い咳やのどの痛みをやわらげる働きをします。ピリッとする辛み成分であるジンゲロールを食べることによって、体を温めると同時に発汗を促す作用があります。

 

卵類

  • 卵・・・卵は消化がよく、タンパク質、ビタミン類、8種類の必須アミノ酸がバランス良く含まれており、中でもシスチンというアミノ酸は、自然免疫力を高める手助けをしてくれます。

 

風邪に効く簡単レシピ

あんかけねぎうどん(一人前)

うどん

材料

めんつゆ(3倍濃縮タイプ) 50ml

水 250ml

玉うどん 1玉

しょうが・ネギ 好みの量

卵1個

水溶き片栗粉

 

作り方

①めんつゆ、水を入れた鍋を沸騰させ細かく刻んだしょうが、斜めに切ったネギ、うどんを入れて2〜3分煮る。

②うどんのみを器に盛り、水溶き片栗粉を入れてよく混ぜる。中火で煮立ってきたら溶き卵を入れる。

③器に盛ったうどんにかけて完成。最後は細かく切ったネギを更に入れると良いでしょう。

 

根菜しらす粥(一人前)

お粥

材料

ご飯 茶碗一杯

大根 2~3㎝程度

あれば大根の葉 好みの量

にんじん 2~3㎝程度

ネギ 5㎝

しらす 好みの量

塩 少々

醤油 小さじ1

中華だし 小さじ1

 

作り方

①大根、大根の葉、にんじん、ネギはみじん切りにして塩を加えて鍋で煮る。

②野菜が煮えてきたら醤油、中華だしとご飯、浸る程度の水を加えご飯が好みの柔らかさになるまで煮る。

③椀に盛って、しらすをトッピングしたら完成。

 

生姜湯

材料

すりおろし生姜 小さじ2

お湯 200ml~250ml

ハチミツ 大さじ2

砂糖 大さじ1

レモン汁 小さじ1

 

作り方

①生姜の皮を剥いてすりおろす。チューブより生がおすすめ。

②コップにお湯を入れすりおろした生姜、ハチミツ、砂糖、レモン汁を加える。

③よくかき混ぜて完成。

 

風邪を早く治す食事とともに予防が大事

風邪にならないためにはまずは健康的な心身を手に入れること!

その為には普段の生活から食事を意識する必要があるということですね。

自分の免疫で風邪を撃退する必要がありますので、食事や運動、規則正しい生活など出来ることから少しずつ始めてみましょう。

 

すぐに風邪を引いてしまうという人は、疲れが溜まっているのかも。

疲れを溜めないようにするには、どうしたらいいのでしょうか。

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