美しく鍛え上げられた肉体。憧れますよね。
身体を鍛えて筋肉をつけるためにはジムに行くのが一番良いのでしょうか?
月会費を払ってジムに通いを始めても、行けない日が続いたらもったいないしなあ…
かといって自宅でどんなトレーニングをしたらいいかもよくわからない…
そんな人のためにジムと自宅でのトレーニングのそれぞれの特徴や、メリット、デメリットなどをご紹介いたします。
ジムトレーニングの特徴
本格的にトレーニングをして筋肉をつけたいと思ったとき、真っ先に思いつくのはフィットネスジムに通う方法でしょう。
ジムはそのために存在していますので、筋肉をつけるために必要なものが色々と揃っています。
ジムにも規模やスタイルによっていろいろと種類はありますが、ここでは一般的な大手フィットネスジムに通った場合のメリット・デメリットをご紹介しましょう。
ジムに通うメリット
トレーニングバリエーションが豊富
広いトレーニングルームに所狭しと並べられたマシンの数々。
あれだけのマシンはとても個人では揃えられないでしょうし、置いておくスペースもないでしょう。
様々な目的に応じてマシンやフリーウエイトを選んで組み合わせることができ、より細やかなトレーニングプログラムを作ることができます。
さらにスタジオでは、ストレッチ系のプログラムからエアロビクス、ボクササイズなど豊富なレッスンプログラムがあり、無料で受けられるものも多く、飽きることなくトレーニングできるでしょう。
インストラクターの客観的な視点でのアドバイスや測定結果が得られる
トレーニング中、分からないことがあれば、インストラクターやジムスタッフに尋ねましょう。
彼らはそのためにジム内を巡回しています。
特にウエイトトレーニングはフォームが重要ですので、正しいフォームの確認やチェックをお願いできる人がいるということは非常にありがたいです。
料金を払えばパーソナルトレーナーをつけて、付きっきりでトレーニングを見てもらうこともできます。
さらに体重や体脂肪はもちろん、ジムによっては筋肉量や筋バランスなどの様々なデータが測定でき(有料の場合あり)、定期的に測定することでトレーニングによってもたらされた変化を数値で確認することができます。
トレーニングのモチベーションを維持しやすい
定期的な身体データの測定は今後のトレーニングプログラム作成の参考になり、モチベーションの維持に効果的でしょう。
ジムに行けば、当たり前ですが、周りはトレーニングをしている人ばかりです。
自分以外にトレーニングに励んでいる人たちを見て、あらためて「自分も」とやる気を起こさせてくれるでしょう。
ジムに通うデメリット
費用・お金の問題
無料でジムに通うことは当然できません。
入会金や月会費はもちろんのこと、人によってはウェアやシューズなどもあらためて用意しなければならないでしょう。
一度入会してしまうと、行く行かないに関わらず、会費は毎月引き落とされます。
仕事や家庭の都合でジムに行けない日が続いても支払う額は同じです。
ある程度まとまった時間が必要
ジムでトレーニングしようと思ったら、まずジムに行かなければいけません。
着替えやタオル、シューズやドリンクなどのトレーニングセット一式を用意してジムへ行き、着替えてからトレーニングスタートです。
トレーニングが終わればそのまま帰ってもよいですが、たいていは汗を流すためにシャワーを浴びるでしょう。
女性であれば化粧直しや髪を乾かしたりするのにも時間がかかるかもしれません。
実際にトレーニングにかかる時間だけでは済まないので、何となく億劫に感じてジムに行く足が遠のく人もいるようです。
混雑して思うようにトレーニングできない可能性がある
自分が通いやすいということは、ほかの人も通いやすい可能性が高いです。
ジムの立地や通える時間帯などによっては、とても混雑している場合があるでしょう。
マシンの順番や、ストレッチのスペースが空くのを待たなくてはならないかもしれません。
自分以外にも利用者がいる以上、好きなように使うわけにはいきません。
他人の目が気になる
自分以外にもトレーニングしている人が周りにいることでモチベーションになる人もいれば、その目を気にして思ったようにトレーニングできなくなってしまう人もいるでしょう。
大量の汗をかきつつ必死の形相でトレーニングしている姿を、他人に見られることが恥ずかしいと思う人もいると思います。
そんな人はジムへ行っても今一つ思い切ってトレーニングできないかもしれません。
自宅トレーニングの特徴
筋肉を鍛えるために必ずジムに行かなければならないのか、といえばそうではありません。
自宅でも十分にトレーニングは可能です。
自宅でのトレーニングとジム通いを比較した場合、ジムでのメリットがデメリットとなり、反対にデメリットがメリットになる傾向にあるようです。
自宅でトレーニングするメリット
安上りである
自宅で、それも自重だけでトレーニングをするのであれば全くお金はかかりません。
ダンベルやベンチを買ったとしても、ジム通いに換算すると半年もあれば元を取ることができるでしょう。
時間に縛られない
いつでも思い立った時にトレーニングを始められます。
何の予定もない休日に一日寝間着で過ごしながら、気が向いたときにトレーニング可能です。
騒音や振動に問題がなければ、深夜でも早朝でも好きな時間にトレーニングを始められます。
他人を気にする必要がない
完全なプライベート空間でトレーニングできます。
器具やスペースを譲り合う必要はないですし、どんな格好でトレーニングしても誰にも見られることはありません。
下着一枚、極端な話、全裸でも問題ありません。
人目を気にせず思い切ってトレーニングに励めます。
自宅でトレーニングするデメリット
トレーニングが単調になりやすい
自宅にはジムほどのマシンや器具を揃えることは不可能です。
大抵が自重、あったとしてもダンベル、ベンチくらいでしょう。
それだけで十分に筋肉を鍛えることはできますが、ジムで行う最新のマシンを含めたいろいろなトレーニング器具を駆使しながらのワークアウトに比べれば、単調で地味なトレーニングになるでしょう。
トレーニングレベルが上がるとダンベルだけでは負荷が足りなくなるかもしれません。
そうなるとパワーラックやバーベルが必要になります。
かかる費用もさることながら、それらを置くスペースと、100kgオーバーの重量に耐えられる床の強度が必要になります。
ジムに比べると特に高重量、高強度のトレーニングはやりにくいかもしれません。
ある程度の筋トレ知識が必要
全くのトレーニング初心者だと、自宅トレーニングでどんなことをどうすればよいか分からないでしょう。
フォームの崩れに気が付かなかったり、迷ったときにその場でアドバイスをもらったりすることはできません。
フォームが崩れたまま、間違ったトレーニングを続けていると筋肉は思ったほど発達しないでしょう。それどころか怪我や故障のリスクが高まるだけです。
信頼のできる情報を仕入れて、鏡などで自分のフォームをチェックしながらトレーニングしなければなりません。
モチベーションが維持しづらい
一人きりでトレーニングしていると、ついサボってしまいがちです。
一人でもストイックにトレーニングできる人は良いですが、それほど意志の強くない人も多いはずです。
やり始めはやる気も続いて良いでしょうが、徐々にマンネリ化していきトレーニングをやめてしまうケースもよくあります。
ジムでは次から次へと会員を飽きさせないための工夫をやってくれますが、自宅トレではそれを自分でやらなくてはなりません。
ジムでの筋トレ、自宅での筋トレは、性格や生活環境で決める
いかがでしょうか?
上に書いた以外にもジムと自宅で比較できる要素はあるでしょうが、いずれにしてもメリット・デメリットがあり、ご自分にあったほうを選択するより仕方ありません。
全くトレーニングの経験がないという方は、とりあえずジムに通って基本的なトレーニングの方法を指導してもらったほうが良いかもしれませんし、ネットなどで情報を集めながら自分でやることも不可能ではありません。
ジムか自宅、どちらかでないと筋肉がつかない、なんてことはありません。
どちらでもちゃんと理にかなった方法でトレーニングできれば成果は上がります。
数日だけトレーニングして筋肉がつくわけではないので、どちらが自分にとって続けやすいかを考えて選んでいただければ良いと思います。
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